スパイダーマンプレゼント・・・

2005年08月03日

父ちゃん行ってらっしゃい

 去年の8月3日は定期検診の日でした。この頃になると毎回いた〜い内診があって、母ちゃんは嫌でした。
「子宮口は2cmだけど、まだかな?また来週の予約もしましょう。」
と、予定日だった10日に予約を入れて、助産院を後にしました。
 苦手な内診の後から、いな〜なお腹の張りが続いています。まあ、毎回のことだしなと思いながら、助産院名物「酵素風呂」へ行きました。ヌカと砂が混ざった砂風呂で、パンツ一丁の姿でその中へ入ります。この風呂に入った妊婦さんは、皆安産だったそうです。そんな自然療法が大好きな院長先生が建てたお風呂です。
 お風呂からあがり、すっきりして家に帰ると、父ちゃんはそのまま会社へ。今夜は泊まり勤務です。見送った後、我に返るとまだお腹が張っていました。3分間隔です。まさかねぇ〜と思いながら助産院へ電話。「晩御飯を食べてから、まだ張っていたら電話をくださいね。」とのことだったのですが、やはり張ったまま。再び電話をして父ちゃんと山形の実家へも電話して助産院へ向かいました。
 診察の結果、子宮口は3cm。このまま産まれるかもしれないから入院しましょうということになりました。張ってはいたものの、痛みは強くなくて余裕の母ちゃん。本当に産まれるのか疑問でした。
 
 でも、時間が経つにつれて痛みが強くなりました。一緒に来たばばちゃと先生、介助の助産師さんと4人で入院の部屋に入り、テレビをみながら和やかに時間は過ぎました。本当に、こんなんで産まれるのかなぁ・・・?陣痛の合間には、先生に携帯のメールのレクチャーしたりと、まだまだ余裕。少し辛くなってきたら、今度は眠くなりました。その間に、父ちゃんから何度かメールが来ていました。最初は返事をしていましたが、「痛い?」とのメールに「痛いよ」と返事を打つのが精一杯になり、その後は無視しました。
 そして暑い夜が更けて行ったのでした。
 
 やはり予想通り、父ちゃんの居ない日に出産となりました・・・。


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